新選組は、文久3年(1863)に江戸で結成された浪士組を母体とする政治集団から始まります。その年、将軍徳川家茂は孝明天皇の攘夷祈願に随行するため上洛することになり、幕府は将軍警護に234人の浪士組を京都に送り込みました。そして彼らの一部が京都に残留し、京都守護職預かりの壬生浪士組になり、のちに新選組と名を改め、幕末の動乱期に京都の治安維持のため活躍しました。結成160年を迎える2023年、新選組の謎に迫ります。
講師 霊山歴史館 学芸課長 木村 武仁氏
参加費 1,000円
(講演料、会場費、通信費を含む)
持ち物 筆記用具、飲物