2012年03月21日
SKY文化サークル
春の始まりは春眠から(sky俳句会)
平成二十三年度末の総会
総会は滞りなく済み その後のホテルでの懇親会は和気藹々となり
貴重な お話を皆様から お聞きしました、
4月の季語
梅 桜 花筏 蒲公英 土筆 いたどり 薊 啓蟄 麗らか 下萌え
鶯 春眠
筆者sの俳句
「春眠や相部屋に紙開く音」 これは胃癌の手術で入院した時の事です、
4人の相部屋でした、午前0時半頃で かなり大きい音がします、
隣の方は恋文を読んで いらっしゃるのか 仕事の書類を読んで
いらっしゃるのか 薬の袋を開けて いらっしゃるのか想像しました、
この事から 俳句は読者によっていろいろに想像される事が
俳句の 面白さではないでしょうか?
3月の句会のお句
一島が一村菜粥の熱き湯気
枝先に米粒ほどの春どなり
大地から漏れし光の福寿草
春冷の石臼重く抹茶碾く(ひく)
還暦を越す老樹に梅一輪
春暁や鳴きあふ つがい丹頂鶴
細やかな一日(ひとひ)となりて梅を観る
水滴の離れ難きや君子蘭
啓蟄や我が家の犬は穴を掘り
筆者s自宅近くの街路樹の桜
山科の毘沙門堂の近くの疎水沿いの桜と菜の花
植物園の梅の花
筆者s自宅近くの民家の八重梅
宇治塔の下 満開の枝垂れ桜