2012年04月23日
SKY古代史同好会
SKY古代史同好会4月例会報告
春らしくなった4月17日、4月例会を実施。宇治市木幡・黄檗地区に『二子塚古墳』と『黄檗山万福寺』を見学・参拝しました。
まず訪れたのは二子塚古墳に隣接する「西方寺」。本堂にて参拝後住職よりこのお寺に伝わる「弥陀次郎」伝説などのお話しを拝聴。そのあと裏のお庭を見学させていただいた。
この庭の奥の山が、二子塚古墳の後円部にあたり、横穴式石室は盗掘等でかなり荒らされており、また京阪電車宇治線敷設により土りがとられるなどで大きく毀損したようです。写真中央の大きな石は、石棺の蓋石だろうと言われこれを庭石に使われているようです。
二子塚古墳は、全長105mの二重の周濠を持った前方後円墳であり、継体天皇の墳墓ではないかと言われる摂津の今城古墳の3分の2ほどの大きな古墳です。この写真は古墳西南側の前方部の前の周濠の堤(古墳公園になっている)です。
この古墳の被葬者が誰なのか?色々思いを巡らすのも古代史フアンの楽しいひと時です。
食事後、「黄檗山万福寺」へ。見学担当の若いお坊さんによる、わかりやすくユーモアある解説で境内を拝観。
何度も来られている方も、また新しい発見があったと喜んでくださいました。
下の写真は、「大雄寶殿」の中の十八羅漢像に見入る会員諸兄。
五月例会は、5月24日(木) 『平家物語ゆかり(祇園地区)を巡り清閑寺へ』です。