2012年09月26日
SKY軽登山クラブ
SKY軽登山クラブ・例会・山行き報告
<9月の例会・山行き報告>
行き先:生駒山系・河内飯盛山(いいもりやま・標高315m)(距離:約12㎞・時間:約4時間半)
日時:平成24年9月20日(木) 集合:JR野崎駅(学研都市線) / 午前9時30分
本日の参加:23名(男性18名・女性5名) 天候:晴れ
<コース> : (前) 野崎駅~野崎観音~野崎城址~飯盛山(飯盛城址)
(後)飯盛山~権現川コース~室池~室池園地~蟹ヶ坂コース~(G)四条畷神社
<コースのあらまし> : 飯盛山は、生駒連山の西北端に位置する山で、古来から要害
の地として歴史の舞台で脚光をあびた要所の地「河内飯盛城」です。
登山コースは、四条畷、野崎、室池他、沢山コースがあります。
道はよく踏まれていて歩きよく比較的簡単に登山気分が味わえます。
「野崎観音」野崎と聞けば東海林太郎の「野崎小唄」や上方落語の「野崎詣り」
浄瑠璃や歌舞伎でお馴染みの「お染久松」が、懐かしくまっ先に思い浮かびます。
野崎観音は正しくは福聚山・慈眼寺という曹洞宗の禅寺です。眼を治してくれる
観音さんが祀られていて、縁結び安産にもご利益があるそうです。
本堂の軒先には祈願の張り子の犬が結ばれています。
吊り橋 堀切り跡 野崎城址
「野崎城址」野崎城址へは、観音堂の左側から登り、吊り橋を経て城址へ。
急登りが城址までつづきます。
飯盛山南西の尾根上に、出城として南北朝の頃、築城されています。
「飯盛城址(飯盛山山頂)」東に延びる尾根にそって登り、虎口をぬけて山頂へ。
山頂からは大阪平野をの望む街並みが眼下に迫り、大パノラマです。
今日は、あいにく霞んでいましたが、視界の中心に第二京阪道と淀川が横切り、正面
奥には梅田、左に難波、手前になみはやドーム、遠くには六甲山
右奥は京都男山方面まで眺望できます。
山頂にある楠木正行の 飯盛山・山頂展望台
「楠木正行」正行は、楠木正成の長男で、1348年四条畷で北朝方との戦いに敗れ
四条畷神社には、正行とその部下が祀られています。
この像は昭和47年に再建されています。
山頂で昼食を済ませ<後半>権現川ハイキングコースから室池へ。
飯盛城址 楠公寺 権現川ハイキングコース
「楠公寺」四条畷の戦いで敗れていった南朝方の楠木正行率いる一軍の
人々の冥福と菩提を弔うためのお寺です。
昭和23年に「楠公寺」に改名。元総理の池田隼人が名付け親だそうです。
「室池」室池は標高250~280mの高知に多くの谷を堰き止め、新池、古池
中ヶ池、砂止め池の4っの池の総称です。
室池への道(権現川コース)は、とっても清々しく、爽やかな気分にしてくれます。
室池に着くと一気に景色が開け、自然湖のような、趣のある大きな池が現れます。
室池の先は、湿原、湿地帯があってプチ尾瀬のようです。
萩の群生(室池園地) 四条畷神社
「四条畷神社」室池からは、駅に向かって下山です。最後は舗装道に出て住宅
街を抜けると四条畷神社にであいます。主祭神は楠木正行をお祀りしています。
※長々と歩きましたが、めまぐるしく景色が変化するので、まったく飽きません。
ただコースが入り組んでいるので注意が要ります。いろんなルートがあるので
他のルートも歩いてみたいと思いました。
<次回・例会>10月の例会「京、西山古道」10月19日(金)を予定しています。