2012年11月30日
天下分け目の天王山
天王山登山はJR山崎を降りて踏み切りを渡って右へ100米ほど行った
観音寺(通称 山崎聖天)から登りました、すぐ前をJRと阪急が走って
います、幕末 禁門の変の時 長州藩に新撰組と会津藩が大砲を撃って
攻めて来ました、長州藩は負けて討ち死にを しました。
筆者の一句 レール音 近づきて去る秋の朝
観音寺から 「天王山 竹林の小径」へ入りました、
会員の一句 鞍馬山の お句ですが、この写真の感じがします。
奥の院 昼の鞍馬の深む秋
竹林の小径を抜けて右へ行くと宝積寺です、宝積寺の奥が天王山の
登り口です、
写真は宝積寺です
登り口から200米ほど行くと山崎合戦の碑があります、
写真は山崎合戦の碑の側にある展望台です
筆者の一句 ななかまど天下分け目の天王山
山崎合戦は明智光秀は1万5千 秀吉は3万3千で1日で光秀の負けと
なりました。光秀に加勢が少なっかったのは誤算をしたのです、
光秀の政策は時代遅れで信長の政策は経済と技術に優れていて
多くの大名が従ったからです。
山崎合戦の挿絵と説明が2ヶ所にあって歴史の勉強ができます。
標高270米の頂上は30米ほどの広場で周りに高い樹木が多く
展望が出来る所は一箇所だけです。
天王山の麓に山崎美術館(通称 加賀正太郎の 山崎山荘)があります、
紅葉の綺麗な庭があります。
、
写真は山崎美術館です
11月の季語の
柿 布団 短日 湯豆腐 くしゃみ 大根焚 ラグビー 落葉 木の葉
紅葉 枯葉 霜 小春 新酒 石蕗の花
11月の句会の お句
吾と同じ息の水母と思案かな
落葉掃く世界遺産の一隅よ
急流の白き走りや渓の秋
落ちそうで落ちぬ孤高の残り柿
秋華展白き女(ひと)の立振る舞い
奥の院 昼の鞍馬の深む秋
秋天の富士見る度の高さかな
聴診器 肌に冷たく冬に入る