2013年02月18日
三千院の大根焚
三千院へ 幸せを呼ぶ初午大根焚 を戴きに参りました、
朱のお碗に直径6センチ 厚さ2センチの大きい大根が一つ
ぽんと入れてあり 熱いので少しづつ戴きました、
一口食べると ご不動さんの ご利益が戴ける感じです。
指導者が詠まれた お句を2句
不動明王眼光滾(ころが)る大根焚
佛縁に衆生温もる大根焚
2月の季語
春浅し 睦月 余寒 霜 凍ゆるむ 北窓開く 猫の恋
日脚伸ぶ 詫助椿 受験 鬼やらひ 節分 追儺 炬燵
日向ぼこ 落葉 枯葉 三寒四温 冴ゆる
三千院の大根畑です、大根焚の大根を三千院の僧侶と職員が
作っています、
鉈捨藪跡です、法然の弟子 熊谷直実は上人が論議に敗れたら
法敵を討たん と言ったので上人に諭され鉈を捨てた
という 末明橋です。
2月の句会の お句
襟立てて己が北斗を指す晩年
春一番家のきしみ音余り有る
托鉢の草履薄きよ寒の内
縄暖簾くぐりて入る鰤起し
弘法と朱印鮮やか春来たる
ご利益を一口食めり大根焚
バキュームカーむかし畑の春の風
向学の老いを照らせり冬の月
主菓子に冬景色なる おもてなし
三千院の庭の芝生と雪の対照が綺麗ですね
上の写真は 下の方に写っているのは池です
雪が少し積もっていました