2013年03月20日
SKY軽登山クラブ
sky軽登山クラブ・例会・山行き報告
<3月例会・山行き報告>
行き先:釈迦岳(標高631m)~ポンポン山(標高678m)
日時:平成25年3月12日(火)集合場所:阪急バス・善峰寺バス停/午前9時15分集合
✿本日の参加:26名(男性19名・女性7名)
✿歩行距離:約11㎞/歩行時間:約4時間半(休憩含まず)
ポンポン山展望
<コース>①善峰寺バス停~西山古道~②釈迦岳~③ポンポン山~東海自然歩道~④高槻
の古木~⑤本山寺~勧請掛の寺門~⑥神峯山寺~(G)神峯山口バス停(⇒JR高槻駅)
<コースのあらまし>ポンポン山(標高678.7m)は、関西の百名山にも選ばれています。
里山歩きをされる方にはお馴染みの山で、登山コースが四方からあり、今回の設定コ
ースは善峰寺(京都市)から本山寺、神峯山寺(高槻市)の間を縦走しました。コースは整
備が行き届き、土標もしっかりと取り付けられていて道に迷うことはありません。出
発点となる善峰寺の標高は230mの位置にあり山頂との差が少なくハイキングのよ
うな感覚で楽しめます。
善峰寺 西山古道 釈迦岳へ
<スタート>①善峰寺(善峯寺)(西国三十三か所、二十番札所)「写真左」手前の大きな建
物は駐車場です。後ろの高台にあるのは釈迦堂、さらに山上には奥ノ院が西山
古道から眺望できます。西山古道をしばらく進むと釈迦岳への分岐に差し掛かり
ます。(写真中と右)釈迦岳へ進むと登りが少しきつくなり、しばらく続きます。
釈迦岳三角点 送電線・鉄塔
②釈迦岳(標高631m)昔は、お釈迦様が山の守り神として祀られ山の名称になっ
ています。島本町でもっとも高い山で水無瀬川の最上流地南には送電線の塔が
そびえ立っています。
土止階段
釈迦岳からポンポン山へ、三角点からは丸太の土止め階段を登り鉄塔を過ぎ
30分ほどでポンポン山山頂に11時30分に到着です。早い時間帯なので休憩場
所が空いていると思いましたが、千客万来です。
ポンポン山山頂
③ポンポン山(678.7m)・山頂の標識は(写真上中央)古いままで「678.9m」とな
っています。ポンポン山山頂は東海自然歩道のすぐ脇にあって、青天の今日は
黄砂もなく、京都大坂、奈良方面が一望できました。ポンポン山は、古くは加茂
勢山(かもせやま)とよばれ京都市西京区と高槻市の境界に位置し、三角点は西京
区に所在しています。
<ポンポン山の由来>は諸説あって、真意のほどは分かりません。山頂で飛び
跳ねたらポンポンと響いた音がしたことから名づけられた説が一般的には知ら
れています。ポンポン山頂上を午後1時過ぎ出発。自然歩道の杉林の中を下り
本山寺に向かいます。
東海自然歩道・高槻の古木
しばらく進むと大きな杉の木が目前に構えています。
④<高槻の古木> (写真上中央)夫婦杉、天狗杉とも呼ばれ、根本には祠(ほこら)
がありご神木として崇められています。車道と自然歩道がすぐそばを並行して下
りの道がつづきます。午後1時50分ごろ本山寺に到着。
奥ノ院への階段 本山寺 勧請掛の寺門
⑤<本山寺> 別名「霊雲院」(写真上中央)神峯山寺の奥ノ院で宝篋印塔(ほうきょ
ういんとう)は大阪府指定有形文化財です。木造毘沙門天立像は国宝に指定され
ています。
神峯山寺・仁王門
⑥<神峯山寺> (かぶさんじ) (写真上)毘沙門天を本尊とする天台宗のお寺です。
勧請掛(かんじょうかけ) が本山寺との間の山門(写真・本山寺左)にあります。
<ゴール>神峯山口バス停・午後2時50分到着⇒高槻市営バスにてJR高槻駅へ
✿次回、4月例会は4月17日(水)滋賀県、草津・三上山~北尾根縦走を予定
しています。