2013年10月27日
SKY軽登山クラブ
SKY軽登山クラブ・例会・山行き報告
<10月度例会・山行き報告>
ブナの自然林に囲まれた≪開運パワースポット≫妙見山
能勢・妙見山
日時:平成25年10月16日(水)
集合場所:能勢電鉄・能勢妙見口駅前・午前10時40分
✿標高660m/家族向き✿歩行距離:約8㎞/歩行時間:約3.5時間✿
✿本日の参加:11名(男性9名・女性2名)✿天候:曇✿
<妙見山・山頂展望>
<コース>(往路)妙見口駅~(10分)上杉尾根コース~(80分)山上駐車場~
(20分)妙見山・山頂~本堂~(昼食・信徒会館/星嶺)
(復路)山上~(15分)大堂超コース~(60分)ケーブル黒川駅~(15分)
花折街道・(G)妙見口駅
<コースのあらまし>能勢の妙見山は兵庫県川西市と大阪府能勢町にまたがり
三角点は、大阪府側に位置します。山上には、日蓮宗霊場「能勢妙見山」
妙見大菩薩をお祀りする能勢家ゆかりの寺院があります。
山全体が多彩なハイキングコースになっていて、レベルに合わせて楽しめます。
今回は、往路・上杉尾根コースから頂上へ。往路・大堂超コースを下るコース
取りをしました。代表的なコース取りとしては、上杉尾根コースから頂上。
新滝コースを下るですが、台風が続き、新滝コースが荒れていたので
大堂コースを選択しました。
<スタート>妙見口駅からスタート。花折街道から447号線の交差点を渡った
所が上杉池です。、上杉尾根コースの登り口は、すぐ先にあります。
登り口からは、樹林におおわれ、V字にえぐれた急な登りがしばらく続きます。
<(左)上杉尾根コース登り口> <(中)壊れた妙見宮灯籠> <(右)休憩できる広場>
<(左)カシのどんぐりがいっぱい> <(右)八丁茶屋後>
やがて、傾斜が緩くなり、尾根の上に出ます。カシのどんぐりがたわわに実り
明るく、緑のきれいな尾根道が続いています。
尾根を30分ほど進むと休憩できる広い場所にでました。
そこには、妙見宮と刻まれた石灯籠の台座が壊れたまま置かれていました。
その先も、平坦な尾根道が続き八丁茶屋跡の案内板あたりから
樹林の切れ目に展望が開けます。
<(上)平坦地に住宅街> <(下左)かすかに六甲山> <(下中)平坦な尾根道> <(下右)指導標>
南側は、山に入り組んだ平坦地に住宅が建ち並びベットタウンのようです。
東側には、六甲山がチラリと望めます。
森林を楽しむためのクヌギ林、赤松林などの指導標が付けてあります。
妙見山を囲む自然のブナ林は日本最南端の自生地です。
きつい登りになり、ほどなく抜け出すと妙見宮の広い駐車場にでます。
<(左)駐車場> <(中)妙見宮鳥居> <(左)神馬>
駐車場の正面に大きな鳥居が目につきます。すぐ脇には、妙見山の開基である
能勢頼次の銅像と一対の神馬像があります。
<(左)三角点案内板> <(中)彰忠碑> <(右)四等三角点>
参道の石段が続き、途中右側に三角点の案内があます。すぐ先の広場に
青銅の彰忠碑(しょうちゅうひ)が建立され、そばに四等三角点があります。
<(左)信徒会館・星嶺> <(右)展望台からの眺望>
三角点から参道を下ると、ガラス張りの宇宙のイメージがする信徒会館
<星嶺(せいれい)>の建物が仰ぎ見えます。妙見山をより知ってもらいたいとの
願いによって他宗派問わず語り合う空間として誕生したそうです。
上層は展望になっていて六甲山系が望めます。下層は写経やコミニュティの
場になっています。 昼食休憩を取らせて頂きました。
<(左)境界表示板> <(中)妙見山・山門> <(右)寒暖計・11度>
会館<星嶺>を出て直ぐに山門です。ちょうど山門の場所が大阪府能勢町と
兵庫県川西市の境界が記されています。寒暖計も付けてあり気温11度でした。
<(左)境内> <(中)ご神木> <(右)本堂>
山門から石段を下った所が妙見山の境内です。さっそく、本堂の妙見
大菩薩さまにお参りです。妙見大菩薩さまは、北極星の神様で運命を支配し
運気を好転させることから、開運の神様として知られています。
お寺には、普通、〇〇山〇〇寺という名前が付きますが、能勢の妙見山には
寺号がありません。ここから北に、眞如寺という日蓮宗のお寺があります。
そのお寺の飛び地境内になっていて
正式名は「無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山」と呼ばれています。
<(左)大堂超下山路> <(中)大堂超下山路> <(右)ケーブル黒川駅>
お参りを済ませ、これより大堂超コースで下山。このコースは黒川の流れに
沿った登山道です。先の、台風で所々荒れている箇所がありましたが
無事、ケーブル黒川駅に到着しました。能勢電、妙見口駅にて解散。
✿次回(11月例会)は、11月21日(木)
小倉山(嵐山~高尾)紅葉トレックを予定しています。✿