2014年09月17日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
9月 例会
16日(火)秋晴れの西賀茂へ、京都に田舎有りの風景を懐かしく、
眺めての活動でした。
神光院
弘法大師が42歳の時90日間修行され、京都の三弘法
(東寺、仁和寺、神光院)と一つとして有名であり、
江戸時代から庶民が四国お遍路に行くようになると、その
前後に三弘法を参拝する習慣ができ、大変賑わったそうです。
本堂は上賀茂神社の境内から此の地に移築され、弘法大師像、
釈迦如来像等多くの仏が安置されて居ました。
住職さまのご案内に寄り、参拝を済ませました。
次の訪問寺への道すがらは刈り入れ前の稲穂の
田圃を眺め、ゆったり気分の散策となりました。
正伝寺
比叡山を借景にした小堀遠州作の庭園を前に、山崎伝宗様から
ご説明を受けました。
血天井の真下に座り、先ずは秀吉から家康への激動の変遷を
詳しく解説頂き、正伝寺の数々の文化財を拝見することが出来ました。
特に襖絵の作者や、方丈の建前等は他の写真集や多くの参孝資料
とともに解説を頂き、良く理解することが出来ました。
宗教ともに歴史学、美術と幅広く教授賜り、感謝です。
次回10月は大山崎のサントリー工場見学です。