2016年11月16日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
11月例会 鹿王院、曇華院参拝
11月15日 前夜のスーパームーンには泣かれてしまい、天候には心配をして居ましたが朝には雨もあがり昼ごろには寒さを忘れるぐらいの好天気となりました。
今回訪問の両院ともご案内者が居られないとの事で、元SKY観光ガイドで当会員の村井氏にお願いしました。
鹿王院
先ずは村井氏の気ずかいで、静かな境内の雰囲気を崩さないために門前にての解説でした。 開山から現在までの歴史と今回特別に力をいれては開山した足利義光の最高権力者の姿を熱く語られました。 参拝のあと嵐山を借景にした庭で静かに少し紅葉には早い秋の風景を十二分に味わいました。
曇華院
一般公開はされてないのですが、高田会長の熱意が伝わり、特別に参拝出来る事となりました。豊富な経験を持つ村井氏も初訪問であり、新たに勉強をされ案内を戴きました。
代々皇女の宮入山の門跡院であり、襖、屏風、木戸等の絵は格調高
い美術品鑑賞となりました。 今回ご高齢の狩野孝旻門跡さまからのご挨拶があり大変恐縮致しました。 院と皇室の御縁、また御本尊の十一面観世音菩薩様との不思議な御縁を熱心に語られ、我々も御本尊様の面前お近くにお参りして御縁をたまわりますようお願いしました。
尼寺らしく干し柿の簾越に不思議な秋の風景を堪能し、楽しい例会となりました。
次回12月は山紫水明処を見学です。