2016年12月06日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
12月例会 山紫水明処見学
12月5日 12月にしては寒さを忘れるぐらいの天気に
恵まれ、こんな所に有ったかな?と思いながら集合地に向い
ました。京都独特の長い路地奥に有りました。
頼山陽書斎、山紫水明処
苔むした小さな庭の奥に小さな茅葺の庵がありました。
名残の紅葉のモミジと千両の紅が鮮やかな飛び石つたい
に案内され、四畳半、二畳しかない狭い部屋へ全員お邪魔し
しました。
上月様のご案内で説明を賜りました。まずは頼山陽の人物像
からですが、歴史家、思想家、漢詩人、文人と幅広く活躍されて
いたのですが、その業績は勉強不足で即理解出来ずでした。
「鞭声粛々夜声渡る」の川中島合戦の作者と聞き一挙に親しみ
を感じました。
建物にも頼山陽のこだわりが多々あり、その建材や工法の
駆使にはおどきました。
狭い部屋からギヤマンガラスを通し東山、遠くに比叡、まじかに
鴨川の風景が見られ、ビルや自動車のない当時を回顧しつつ、
晩秋の風景を楽しむことが出来ました。
次回1月はわら天神宮へ初詣と新年会「しょうざん」です。