2018年12月05日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
12月例会(カトリック河原町教会、酢屋龍馬ギャラリー)
4日 何時もの集合の雰囲気と異なり、チャペルの前の集合
カトリック河原町教会 洛悠会初のキリスト教の正式訪問ですが、
案内される方が居られず、自由見学となりました。
事前に当会会長が教会のホームページから参考資料をプリント
アウトしており、それを持ち聖堂へ、ステンドグラスの色彩豊かな
光線に迎えられ、緊張の面持ちでした。
1967年(昭和32年)に旧聖堂が老化の為、解体され愛知県の
明治村へ移築されており、観光でそれを見たも者はいましたが
今の聖堂は皆初めてでした。
長椅子に腰掛けしばし、異空間に浸りました。時折外国人が来られ
我々同様に腰を掛けられており、宗教の場であることを感じつつ
見学をいたしました。
酢屋(木材店)竜馬ギャラリー
酢屋10代目社長中川様からご案内をいただき、二階の
狭い階段と狭いギャラリーへ、大政奉還の使命を抱いた坂本竜馬
とその同志がしばらく寝起きした場所であるとの解説を受け、
一挙に緊張感が走る雰囲気となりました。中川様からその時代
のこの酢屋の周辺状況、交通の便、等々龍馬にとっていかに
重要な二階であったかを、熱く語られ納得いたしました。
又歴史を引き継ぐことの重要性とその苦労も語られ、ここ数年
で京都、特に旧市内が変貌しており、嘆いておられました。
お邪魔した酢屋さんも、まあ向かいに九階建ての近代的外国資本
ホテルがオプンし、周りも同様にホテルラッシュで、江戸時代の
酢屋の建物の維持が困難な環境である。しかし6代目が龍馬を
二階に滞在させた決意を今後も守ると、強調されました。
ご苦労を聞き、新たな認識を抱き、例会は終わりました。
来年一月は平安神宮初詣、その後新年会を楽しみます。
御入会ご希望の方はお待ちしております。
当会のホームページに連絡場所があります。