2020年12月09日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
12月例会 西陣織あさぎ美術館
(8日)京都に住みながら西陣織の知識に薄いメンバーが
多いので、開園1周年を迎えられ、「黄金の織物展」を
されているところを訪問です。
館のマネジャー松井様に、西陣織の歴史、と織物の特長に
ついて、解説を頂きその知識を得ることにより、色々の事
が理解でき、展示物に対しての感動も大きくなりました。
渡来人に秦氏が京都に5~6世紀に、大陸の文化、技術
に広め、その中に織物、染色等の技術が西陣に根ずき、
発展し、明治には京都の文化の衰退を心配して、フランス
リオンへ留学させ、ジャガード織を勉強し、西陣に機械を
入れて発展、その後西陣にてジャガードの機械を進化さ
せた。日本独自の高度化により、素晴しい織物がで来るよう
なったと教わりました。
その結果が呉服の西陣に普及し、京都の産業として発展
したと聞き、展示されている作品のすばっさに感動の連続
となりました。
呉服が今後どのようになるが?、西陣織の高度な技術が
世界に広がるか? いろいろ思考する機会の例会でした。
次回1月は北野天満宮と新年会予定です。