2021年10月17日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
10月例会 西陣織成館見学と石像寺拝観
今月は恒例の秋の日帰り旅行は中止し、表記の2か所となりました。(10月15日(金)10時)
「織成館」は西陣の帯製造業「渡文」の初代渡邉文七氏の店舗兼居宅として昭和十一年に建設されたものです。(織成館案内状より)
当日は一階の能装束の展示をはじめ、文部大臣賞受賞の帯などの数々、帯機織りの現場見学、大黒柱、小黒柱など西陣の伝統的な家屋の特色が残る建物の説明をしていただきながら館内見学を堪能しました。
堀川の「西陣織会館」を知らない会員さんはおられないかもしれませんが、浄福寺通上立売上ル大 黒町の当館をご存じの方は少なかったようでした。
石像寺(釘抜地蔵)では(住職)の詳しい説明を頂いたあと、弘法大師が自ら掘られたという井戸(今も湧く、京都三井の一つと伝わる)を見学いたしました。
お話を聞いている最中にも、堂の周りをお百度を踏む信者の方が回っておられ、篤い信仰の場所であることを改めて実感しました。
お堂の壁一面に奉納された釘抜と二本の七寸釘には圧倒されました。
来月(11月18日)は将軍塚青龍殿と檀王法林寺の予定です。
一階に飾られた華麗な能装束
西陣織の名品の数々
帯の名品の数々などを見学
石像寺
住職のお話を聞く。
奉納された釘抜と七寸釘