2023年10月06日
SKYイベント企画
植物園の楽しみ方 秋の七草・コスモスがお出迎え
生物のうち、なんと99.6%が植物だそうで、人は植物の恩恵をたくさん受けているんですね。と今日はガイドさんによる植物園の楽しみ方で秋の日を散策します。
万葉集を代表する歌人、山上憶良が次のような歌を読んで秋を代表する草花として「秋の七草」と親しまれるようになりました。「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」 (あきののに さきたるはなを およびおり かきかずふれば ななくさのはな)すらすらとガイドさんが 、諳んじています。ということで秋の七草を探しに行きます。
気温の高い日が続いた今年は彼岸花がさいています。いつもならこの時期に香る金木犀はまだ咲いていません。知識がほとばしる植物園ガイドさんの説明に聞き入ってしまいます。葉を裏返して光合成をする木もあります。
ここには約12,000種類、120,000本の草木があるそうです。十月桜に、かえり咲きの桜もちらほら咲いています。四季折々、日々の植物の不思議に驚きます。
植物の説明を聞きながら、新たな発見の連続に圧倒され、刺激を受けたひとときでした。植物園ガイドさんの旺盛な好奇心・植物に対する情熱に感動しました。
(2023/10/6 京都府立植物園)
秋の七草 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 藤袴 朝貌(あさがお 現在は桔梗)の花
ヌマスギの根
らんまん最終週のタイトル スエコササ
かつらの葉 落ち葉から香りがします 葵祭のときにつけられます
コキアなど 秋には赤く染まります
創立当時から剪定されずに自然のままの樹形です
コスモスはメキシコ原産 宇宙を意味しています
文/伊藤