2024年03月15日
SKY歴史探訪クラブ洛悠会
3月例会 源光庵・常照寺拝観
3月例会は、ぽかぽか陽気の中、鷹峯源光庵前のバス停に集合し、スタート
しました。
源光庵への参道は、会長が仰ってたとおり,石畳と両側の樹木のフォルムが
生み出す光景はとても風情があり、心に残るものでした。山門も悟りの窓と
同じ円形の窓があり、印象的でした。
「悟りの窓」は円型 「禅と円通」の心を表わす
「迷いの窓」は角型 「人間の生涯」を象徴
この窓に初夏や秋に広がる景色の彩りを想像するだけで
庭園の美しさを再認識します。
「本堂内の血天井」 伏見桃山城の遺構
その色はあまり生々しさは感じなかったです。
源光庵よりしばらく歩を進めると、朱塗りの門が見えて来ました。
常照寺 「吉野太夫寄進の門」です。
「本堂」
遠くから本堂を見渡すと、お坊様の学舎らしい風格が感じられました。
本堂では、ビデオを観せていただき、副住職様のお話もお聞きしました。
常照寺は吉野太夫ゆかりの寺ですが、吉野太夫花供養も規模を縮小して
開催されているようです。
「開山廟」
「遺芳庵茶席」 吉野太夫が好んだ吉野窓
他にも、「吉野の墓」「紹益の歌碑」「吉野と紹益との比翼塚」などがありました。
今回の例会は、鷹峯三山の西側に位置するお寺を拝観させていただきました
が、当時を偲ばせる優しい空気感に心が惹きつけられた地でした。
会員同士会話が弾み、満腹気分の春の一日でした。
4月例会は、総会の予定です。
(3月16日)